老化との戦い(9) [随想]
老化との戦い(9)
しかし、玉城康四郎先生の言葉にある。 「人は八十を過ぎて漸く熟す」 流石に含蓄の深いいい言葉である。「生きる」という意味を日々身体に感じながら、世俗から開放されて自然に悟りの境地に「熟する」のである。若い時は考えもしなかった「生きる」という意味を八十を過ぎて漸く本当にその意味を「知る」ことになる。
八十を過ぎたら 「余分な人生と思え」とも言われるが、それが案外に余分ではない、人生で最も大切な時期なのである。その大切な時期を経験できただけでも有り難く感謝しなければいけないのだが、未だ未だ熟し方が到底足りてない。しかし「老いる」ということは「生きている」ことである。 一日、一日感謝あるのみである。
(2007年8月31日)
久しぶりでの英語での講演 ・・・ 次回に続く
これは連載
考えと心がけですね。
by (2008-01-25 00:23)
私はまだ半熟ですね。熟すまで頑張ります。
by Silvermac (2008-01-25 06:27)
熟すまで頑張らなければ!!
by めもてる (2008-01-25 10:44)
こんにちは^^
SilverMacさんまるで卵・・・(@@
老化することはとりもなおさず生きていること・・・確かに。
半熟になるまで、わたくしは生きていられたら感謝しないと・・・
めもてるさんみたいにガンバロ!
by (2008-01-25 13:54)
最近は政治から余されているのではなんて考えるようになりました。
はっきり言って余分な人生。毎日感謝あるのみ。
by (2008-01-25 19:39)
玉城康四郎先生の書籍、駒澤大学にいる頃よく見ました。
by 袋田の住職 (2008-01-25 22:49)